まめそだて

初期流産を経て、2018年10月に長男を出産。2021年8月、長女誕生。全く仕事に活かしていない2級FP技能士。妊娠中・産後・育児のあれこれ、感じたことや日常役立ったことを綴る雑記ブログです。

そろそろ2歳になる息子の英語教育をどうするか

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こんばんは、まめこです。

 

息子も来月で2歳。

そろそろ英語でも始めてみようかな?と思い始めました。

英語教育には色々な種類があって、どれが正解というわけでもないと思いますが、今のところ我が家で考えていることを、自分の頭の整理を兼ねてまとめてみます。

先輩ファミリーのご意見や体験もぜひ伺ってみたいです。

英語を始めようと思ったきっかけ

幼いうちに英語を始めるのはなぜか

最近息子が結構英語を話すようになったことから、せっかくなので体系的に英語に触れられる機会を作ってあげたいなと思ったことがきっかけです。

今のところ特に何かしていることはないのですが、こどもちゃれんじのDVDには英語バージョンもついていますし、街中でもらった英語体験のDVDや、英語のうた絵本、YoutubeKidsでいつの間にか見ている動画など、英語に触れる機会はなんとなくあるようです。

それでどこかしらで英語をインプットしてきているのでしょうね。突然りんごのおもちゃを持ってきて、「Apple! Here you are.」って言って渡してきたりとか、動物カードのひつじを見て「Mary had a little lamb」って歌い出したりして、ちゃんと聞いているんだなーと感心しています。

英語教材の体験版DVDも好きなようで、「えいごみる!!」と言うことも多いですし、せっかくなら好きだという気持ちがあるうちに英語に触れる機会を増やしてあげたいなと思いました。

 

そしてもともと、2歳くらいから英語を始めようかなと思っていたのもあります。

ご家庭によっては0歳から始めるところもあると思いますが、あまり早期すぎるのは私は乗り気ではなくて。自分の体験から、2~3歳から開始でも十分英語の音は聞き取れると思っています。発音もちゃんと身につきます。

そろそろ日本語で自分の意思を伝えるということができるようになってきて、言葉で相手とコミュニケーションをとるということが楽しめるようになってきました。このくらいのタイミングが、世の中には他のコミュニケーション手段として英語という言語があるということを知るにはいいのではないかと考えてます。

2歳から英語教育を受けていた私の体験

ちらっと書きましたが、私は2歳から英語教室に通っていました。

近所に住んでいたアメリカ人の先生のおうちに通い、週に1回、英語で遊んだり、ビデオを見たり、絵本を借りたりしていました。

先生がアメリカに帰国するまで、10年弱続けていました。

だからといって、英語ペラペラではないんですよねw今だってビジネス英会話で苦戦することがたくさんあります。一応学生時代に英検準1級にも合格しているのですが。

10歳頃はかなり話せていたとは思いますが、やはり使う機会がないとだんだんと忘れていくものですし、中学からの英語の勉強で自然な英語とでも呼べるようなものが上書きされていった部分もありました。

とはいえ、海外旅行でフロントにお願い事をしたり、電話でレストランを予約したりするくらいには英語は使えますし、聞き取りで苦労したことはなくセンター試験でも満点でしたので、小さい頃に受けた英語教育が無駄だったとは思いません。

 

何より、英語教室が、とても楽しかったのですよね。

今でも覚えていることがたくさんあります。

「Go Fish」というカードゲームをよくやっていました。「Do you have a ***?」「No I don't. Go fish!」というやり取り、よく覚えています(Go Fishは山札を引いてという意味の合言葉)。他にも色んなゲームをしたのを覚えています。

他にも、イースターが近くなった頃には、たまごにろうそくで絵を描いて、食紅を溶かした酢で色をつけ、茹でて飾ったりしました。小さい頃に外国の文化を自然に体験できたのはとてもよかったと今振り返って思います。

また、読み書きも結構教えてもらいました。今思えば、フォニックスに力を入れて教えてくれたんだなと思います。「a, a, apple. b, b, bird.」と毎回のように一文字ずつ発音の練習をしていましたね。

英語教室で「eが入るとその前の母音の音が変わる(aならeiに)」というようなことを知っていたので(cakeなど)、中学に入ってからの英語の授業でスペリングが覚えられない、読み方が分からないということもほとんどなかったです。

よく先生が「Look at my mouth!」といっていたのを思い出します。口の形を見て、真似をして、発音を覚えるようによく言われていましたね。

 

こういった自分の体験もあり、息子には2歳頃から、英会話の教室などに連れていってあげようかな、と当然のように思っていました。

ただ、現実的に色々考えてみたときに、我が家の場合は他の方法が良いかなと思い始めています。

英会話教室の場合

共働きの我が家の場合、息子は平日週5日は8時から18時半まで保育園にいます。

さすがにそのあとお教室に行くのは無理なので、やるとしたら土日。

ただ、土曜にはすでにスイミングがあり、時間帯がまた微妙なので、もうひとつお稽古を入れるのはちょっとしんどいなと感じます。

日曜に行くパターンもあるのですが、ベビー・幼児クラスで日曜があるところも少ないし、平日5日まるまる保育園で、土曜も予定があるのにさらに日曜までお出かけしないといけないとなると、息子にとって(そして送迎したり一緒に参加したりする親にとって)負担になるのではないかというところが気になり、通いの英会話教室には今はちょっと消極的です。

 

英会話教室がよいのではと思っていたのも、自分の体験から先生の口を見て発音を学べるというポイントがあったのですが、今の息子の様子を見ていると、インプットは動画やDVD中心ですが発音はちゃんとしているので、小さくて耳がいいうちならさほど対面であることを気にしなくてもよいのかもと思いました。

アウトプットの場を作りたいとも思っていましたが、まだ日本語もろくにアウトプットを求められる年齢でもないのに、英語にだけそれを求めるのもおかしな話だとある時気付きました。笑

また、英語が身につくかどうかは、教室の雰囲気などにも左右されると自分の体験上思っています。私の弟も同じ先生のレッスンを受けていたのですが、弟のクラスは友達同士が結構日本語で話していたのもあり、弟はあまり英語が身につきませんでした。英会話教室に行っても、その辺の当たりはずれは運次第なのではと思います。

 

ということで、今のところ英会話教室は候補から外れそうです。

3歳になったら今の保育園では週1回程度英語の時間があるので、一旦それで様子をみるのでもいいのかもなと思っています(以前通っていた認可外保育園は、1歳クラスから週2回英語の時間がありました)。

自宅での動画学習の場合

いまはYouTubeなどにも大変優れた動画教材があり、無料で楽しむことができますね。本当にすごい時代だなと思います。

息子も動画を見て覚えた英語の歌をよく口ずさんでいます。

ただ、動画で英語をある程度学ぼうとした場合、親の労力が結構かかると思うのですよね。

確かに耳が良いので、歌などはあっという間に覚えてしまいます。英語に限らず、韓国語やスペイン語の歌も息子はよく歌っているので、もう覚えてしまったのかといつもびっくりします。

でも言葉として身につけるためには、他の動画を見て、関連性を考えながら言葉としての使い方を身に着けていく必要があります。「これは〇〇という意味なんだな」とか、「こういうシーンではこういう言い回しをするのだな」とか。

ある程度言葉としてつかえるようにするには、この動画でこういう言葉を覚えたから次はこういう動画を見せようとか、体系的にステップを踏んで進めていくために、親が結構なリサーチをする必要があると感じます。

それを自分でするのは正直しんどい・・・!仕事も育児も家事もある中で、そこに時間をあまり割きたくないという気持ちはあります。

無料なのはありがたいけど、私の場合は、それならお金を払ってでもパッケージになっているものを使って楽をしたい気持ちが勝ってしまいます、いまのところ・・・。

幼児英語教材の場合

費用がどうしても高くなりがちなのですが、教材が手元に残るタイプのものなら、もし兄弟が生まれた場合、2人を英語教室に通わせるよりは安く済むんじゃないかという気がしています。

色々な教材がありますが、例えばこどもちゃれんじぷちのEnglishなら2ヶ月で2933円(こどもちゃれんじ会員の場合)なので、だいぶ安いです。

ただ、せっかくやるならオールイングリッシュがいいなと思っているので、そうすると有名なディズニー英語システムかワールドワイドキッズになるでしょうか。結構高額ですけど。

オールイングリッシュがいいなと思っているのは、先ほども書きましたが、英語以外の言葉が出てくる環境だと、英語があまり身につかないということを私自身が見てきたからです。そして、私も夫も、全く英語がダメとか苦手意識が強いというわけではないので、日本語の説明がなくても特に不安はないということも理由にあります。

英語教材の気になるポイントとしては、長く使えるものであることを想定した時に、インプットに偏ってアウトプットがないということ。

ただ会員向けにそういう機会を提供しているようではありますね。また、私自身Skypeで英会話をするようになって結構アリだということを知ったので、そういう手段を使うことで割安に英語のアウトプットの場も作ってあげられそうですし、そこまでネックになることではないかなと思っています。

目指すレベルはどこか

色々考えているのですが、英語教育で、どこまでできるようになってほしいかということをちゃんと明確にしておく必要があるなと思いました。

もうこれって完全に親の思いで、息子の意思とは関係ないところにあるので、あまり高く望みすぎない方が変なプレッシャーにならなくていいよね、って思いながら。笑

 

私自身の体験もあり、英語教育で「英語をペラペラに喋れるようになってほしい!」とは思いません。

そうなるのは、教材を買ったり教室に行くだけではおそらく無理です。継続的に、英語で話し、英語で聞く環境があり続けなければなりません。

小さいうちは親がコントロールして英語に触れる時間を確保できても、中高生になったら、英語以外にもやりたいこといっぱいありますよね、部活とか。大学生になるとなおさらですし、社会人になって英語を使う仕事ではないと全く英語に触れる機会がなくなってしまいます。そうするとどうしても忘れていっちゃうんですよね。

 

では何を求めているかというと、「英語という言葉があることを自然に受け入れられること」と、「英語を聞き取れること」と、「発音できること」の3つかと思います。

とにかく英語が聞き取れて、ある程度綺麗な音で発音できることさえ子どものうちに身につけば、これは体に残るので簡単には失われません。大きくなって英語を学び直すことになったとしても、必ず役に立つと思います。

そして英語という言葉を自然に受け入れてほしいというのは、日本語で考えてから英語に変換して話すのではなく、英語で話す場合は最初から英語で考えられるようになってほしいということでもあります。

結構難しいのですが、英語と日本語だと、根本的に考え方が違います。それを、小さいうちに、気づいてもらいたいなと思うのです。

それが文化の違いに気づくことでもあると思うし、日本語や日本を相対的に見る力をつけることにもつながると思うのです。

例えば日本語と英語、それぞれの単語が持つニュアンスの範囲は異なります。例えば「call」と「呼ぶ」は1:1ではなくて、callには電話をかけるとか呼び起こすとか指令を出すというようなニュアンスがありますし、呼ぶには集めるみたいなニュアンスもあります。この微妙な意味範囲の重なり具合の違いが、母国語のニュアンスの理解にも役立つことがあるということを私は今まで感じてきました。

 

これからの時代、無理に話せる必要はないのではないかと思うのです。

きっとスマートフォンのような便利な端末で、言葉が分からなくても意思疎通ができるようにどんどんなっていくと思うのです。

それでも他の国の言葉を学ぶ意義はなくなるわけではなくて、それって自分の母国語以外に触れることで母国語を相対化できることにあるんじゃないかなと考えています。

そしておまけ程度に、機械に頼らずに言葉を聞き取れることができ、直接話しかけることができたなら、それってとっても素晴らしい体験だろうと思うので、少しでもそれに近づけられたらいいなとは思います。

ということを踏まえて、私が考える英語教育の優先順位は、上記のような形です。

 

特に正解のある話じゃないので、時間が経ったらまた違うことを考えているかもしれませんが、当面の英語教育の検討に当たって、方針を書き出すことで頭の整理になりました。

最終的には、息子自身がどれだけ楽しめるか、がポイントになるのかなと思います。息子がやりたくないと感じるようなら、やめると思います。

ただ、今のところは英語が好きみたいで、英語を話したり、話しかけたりすると喜んでいるので、好きな気持ちがあるうちは伸ばしてあげたいです。

肩の力を抜いて英語と付き合っていけたらいいなと思います。