こんにちは、まめこです。
先日、1月の振り返りで、「今後のキャリアを考えている」なんて書いたのですが。
そうなんですよ、最近色々考えています。
自分の頭の整理をしたいこともあり、つらつらと今思っていることを書いてみます。
揺れている
1月あたりから、なんとなく「このまま今の会社で働き続けるか?」ということを意識して考えるようになりました。
今のところ結論は出していなくて、ここまでのところを表現すると「揺れている」という感じ。
「このままじゃ良くない、転職して変化をしよう」という気持ちと、
「この会社でもまだ得られるものはあるのでは?変化のためにできることはあるかも?」という気持ちと。
週の大半は、「やっぱりこの組織に居続けるのは良くない」と思っているのですが、出社すると「まあここにも良いところがあるしな」と思ったりしてシーソーしている感じです。
最近は結営メンバーに混ぜてもらって戦略の仕事をすることも多く、会社の変化の兆しを感じやすい面があり、そこに期待する半面、より絶望が深くなる面もあったりします。ぼんやりとしか書けませんが・・・。
まあでも、どっちかっていうと転職のほうに傾いている気はしますね。
考え始めたきっかけ
そもそもなんでこんなこと考えだしたんだっけ?というのを改めて思い出してみると、実は結構前から種があったような気がしています。
停滞感
今の会社で働き始めてもう10年近い歳月が経っていますが、ここ5年くらいは会社に対して停滞感を感じていたように思います。特にここ2~3年は停滞感どころか衰退感かも・・・。スタートアップで停滞とはほぼ「死」ですよね。
新しいことができなくて、元々やっていたことを漫然と続けている。チャレンジする人がどんどん消えていく。
この原因を考えていくと組織作りや評価の思想にあるなと思っていて、かといってここは創業者が率いる会社あるあるの不可侵領域なので、「これは無理だな」と思っている側が去っていくしかないのかもしれません。
どのようになっていきたいか?
年末から年明けにかけて、DIE WITH ZEROという本を読みまして。
この本の主張は一貫して「今しかできない経験をしろ(お金はそのためにある)」というものでして、考えさせられるものがありました。
親として子どもと一緒に何かを経験できる時期は限られているよね、とか。
今その時期の中にあって、仕事のあり方はこれで良いのかな、とか。
将来的に私はどんなことをしたいのかな、とか。
本の中で高齢者のよくある後悔として「仕事をしすぎた」というものが出てきますが、これは仕事にのめりこむこと自体を否定しているのではなく、「自分のしたい仕事なのか深く考えずに、なんとなく流されて仕事をしているうちに、やりたいことに費やす時間を奪われてしまった」ということなのかなと思っています。
このままだと同じ後悔をしないか?
仕事のありかたについては、その前に読んだLIFE SHIFTにも影響されてまして、今後はライフステージに合わせて仕事にアクセルを踏む時期、スピードを落とす時期、離れる時期を組み合わせて生きていくというのが自然になるのだろうという考えもあります。
この辺も踏まえて、3年後どうなっていたいか?というのを、「私はあと3年間今の会社にいたいか?」という問いに置き換えると、NOのような気はしています。
同じことしかできず自分の枠が広がらない感じがしていることへの焦りのようなものが見えてきます。
やりたいプロダクトに出会ってしまった
きっかけとしてはこれが一番大きいのかもしれません。
偶然ですが、気になるプロダクトに出会ってしまいました。
自分がもともとやってみたい、ライフワークにしたいとほんのり思っていた領域で、まさにチャレンジしたい課題に取り組んでいる会社がありました。
私が今の会社で働いているのは、今扱っているプロダクトに愛着があり、情熱があるからだと思います。
同じようにこのプロダクトにもきっと誇りを持てる!やってみたい!
まあ、その会社にジョインできるかどうかは別問題なんですけど(求人は出てた)。
周囲の転職
年末に、後輩が転職を決めたという連絡をもらいました。
その時は私は全然まだこのようなキャリアの話を考えてはいなくて、ふーんと思いつつ応援メッセージを送ったりしていたら行き先を教えてくれて、良い会社だなと思いました。
その「良い」の要素について自分なりに分解してみると、今の環境の停滞感の裏返しのように感じます。ということは、私は変化、チャレンジを求めているのでしょうね。
また、一方的に追いかけており大変尊敬しているブロガーのおたまさんも最近転職を決められたようです。
こちらの記事、とても勇気づけられるというか、共感する部分が多くあり気持ちのシーソーが結構ぐっと傾きました。
「他の部位を鍛えてみたくなる」、ほんとまさにそんな感じで。今のトレーニングで、周辺の部位も多少は鍛えられているとは思うけど、でもトレーニングを変えたらもっと違うところに筋肉がついて、結果もっと強く?美しく?(何を目指すのかよくわからないけど)なれるよね、という感覚。
ためらうこと
ここまで書いてみるとほぼ転職に傾いてるんですけど、「揺れている」の通りで傾き切らないのは、躊躇う理由があるから(のはず)。
何に躊躇ってるのかよくわかってない気もするので、書き出してみたいと思います。
仕事にフルコミットできないうしろめたさ
どうしても、5歳児2歳児がいるので、8時から22時までオフィスに出勤して働けます!とは言えません。
出産後、時短はとっておらずずっとフルタイムでやってるし、出張も行くし、土日も呼び出されているし、結構やってる方だとは思います。
けど夫の協力あってこそであって、たとえば「来週出張行ってね」って言われてもすぐに二つ返事で行けるほどのコミットは難しい。
うちは11時間保育フルで利用しているタイプだけれども、18時半のお迎えは原則は死守ラインです。毎日延長保育はしたくない。
となってきたときに、求人を調べて勤務地を見て「あ・・・通勤1時間半かかるな・・・」となるとやっぱり二の足を踏みますね。
通勤往復3時間となると、8時間勤務で拘束9時間は無理だな、となるわけで・・・。
定時が18時とかだと、お迎え18時半には確実に間に合いませんしね。
もしそのような会社だと時短を希望するしかないのですが、新しい会社で実績もなくいきなり時短、というのに、自信が持てないのかもしれません。
信頼貯金ゼロに挑むリスク
そう、まさに「新しい会社で実績もなくいきなり」というのは結構大きくて。
今の会社で、子どもを育てながら、なんとか十分な仕事をできているのは、それまでに積み上げた信頼貯金があって、それを取り崩しながらやっているからではないか。
その貯金をゼロにしてスタートしたときに、マイナスにせず、また積み上げていくことができるのか?
特に私の職種は、多くの人を動かしていかなければならないポジションで、信頼を獲得できることというのが必要な素養です。
信頼というのは、何かをgiveして得られるものだと思うので、どこかに新しく行くとしたら、私が最初に何をgiveできるか?というのはちゃんと考えておきたいところ。
今やること
ここまで書いてきて、揺れてはいるものの、転職にチャレンジしたい気持ちのほうが強いように思いました。
どう感じているのだろう?と探ってみると、「他の会社ではどうやっているのだろう」を知ってみたい、やってみたいというワクワク感が勝っている気がします。
ワクワクしているなら、そっちに向いてみようかな、ということで今できること、やっていることを書いてみます。
のんびり転職活動
いい会社があったらというスタンスでとりあえず転職活動を始めてみようかなと思います。(とりあえず興味があるところはすでに1社あるし)
今の会社に転職したときも、そんな感じで始めてたなあ。
転職活動をするには自己分析というか、キャリアの棚卸とか、自分が何をしていきたいのかを考えていくことが必要になるのですが、それは今後転職するにしてもしないにしても役立ちますし。市場価値は知ってみたいし。のんびりやってみます。
新しいプロダクトを触る
最近話題のプロダクトや、求人を見て他社が使っているツールの情報を見て、使ったことがないものは個人で試してみたりしています。
これは本当は日ごろからもっとしていた方が良いんですよね~~とても勉強になるし、今の仕事に活きます。
もともと仕事柄、他社のアプリを片っ端からダウンロードしてUI/UXを見たり、ということはしているのですが、業務に使うもののほうは結構疎かだったような・・・
今の仕事も頑張る
転職をすぐしないといけない理由もないし、会社のことは概ね好きなので、今の仕事はしっかり頑張ろうと思います。
特に新規プロジェクト担当しているのでこれは何とか終わらせたい・・・前述の通りチャレンジ意欲が低下しまくった組織の抵抗にあい、3年くらいほぼ動いていないので終わるのか?って感じはあるのですが・・・
今の会社なりのチャンスは与えられているので、そこはちゃんと応えて、自分で引き出せるものは引き出していこうと思っています。
とはいえ、やっぱりこの会社でのレベルが上がりすぎて経験値が貯まらない感じはしますね。
長くいすぎてしまった、というような感はあります。
書いてみたら整理されるものですね(4000字あるけど)。
自分の考えていることがようやく自分でもわかったので、ゆっくり進んでいこうと思います!