こんにちは、まめこです。
今日で息子は11ヶ月になりました。早いものですね~。
そろそろミルクやめなくちゃなーと思っていたところ、息子が母乳を飲まなくなりました。
ここまで11ヶ月間、母乳が少なくずーっと「毎回ミルクを足す」スタイルの混合栄養育児を続けてきましたが、それにも突然のお別れがやってきました。
ちょっと寂しいですけど、これも成長。ここまで頑張った自分を褒めてあげたいなと思っています。お酒飲めるぞー!
突然やってきた卒乳のタイミング
元々私は母乳の出が良くなくて、母乳外来に3ヶ月通い続けましたが結局十分な量の母乳が出ず。
息子の体重が全然増えなかったのでミルクを足して、「あとはいけるところまで母乳をあげよう」と思って混合育児を続けてきました。
3ヶ月半ば頃と、7ヶ月頃の二度、息子が母乳を飲まなくなる日が続きましたが、めげずに1週間くらいちょっとでもあげていたら復活して、ここまで続きました。
今回、息子の風邪が悪化して、気管支炎になりました。保育園で流行っているRSウイルスを貰ってしまったようです。
機嫌も良く食欲もあるのですが、高い熱が5日続き、時々咳込みます。
ちょうど熱が出てきたタイミングで、母乳を全く飲まなくなりました。
いつもだいたいなんでも食べる離乳食も、いまは食べるものと食べないものがあるので、味覚が変わったとか、飲み込みにくいとか、そういう原因があるのかもしれません。
あと、結構高い熱があるので、授乳中密着するのが暑くて嫌だとか、鼻が詰まって横抱きで飲むのが辛いとかもあるかも。
何にせよ、もうすぐ1歳も見えてきたところなので、ここで混合育児を終えることにしました。
びっくりしたのが、母乳を数日あげていないと、急に胸がものすごく小さくなります。
朝まではあったのに、夜お風呂に入って鏡を見たら「あれ?」ってなって、お風呂上りにブラジャー(授乳期用なのでやたらでかい)をつけようとしたらぶかぶかでびっくり。
この瞬間、完全に役目を終えたんだなーと思いました。ちょっと悲しい。笑
でも、まだ出るには出ます。笑
混合育児は楽ではなかった
混合育児といっても、色んなスタイルがあるのです。
母乳が十分出る人や、そこそこ出る人は「夜だけミルク」「外出時だけミルク」「2回に1回はミルク」というように、1回の授乳でミルクor母乳のどちらかだけをあげることができます。
この場合は、混合育児で「ちょっと母が休める」「人に預けられる」などのメリットが大きいと思います。
ただ、私のように、母乳がほとんど出ないのに混合育児をするとなると、「毎回ミルクを足す」ことになります。
これってすごく大変で、1回の授乳で普通の倍の時間がかかります。母乳をあげて、ミルクを作って、ミルクをあげて、哺乳瓶を洗って・・・と一連の作業で1時間弱くらいかかってました。
混合育児をしていた最初の理由は、母乳メインで育児ができたらいいなと思っていたから。経済的にも、出かける準備などのもろもろの負担を考えても。
実際、3ヶ月くらい頑張ったら母乳育児が軌道に乗る方も多いと思います。軌道に乗るまで100日かかると言いますしね。ただ、私はダメでした。
それでも完全にミルクにしなかったのは、ただの惰性でした。笑 ここまで頑張ったし、このやり方で私も子も慣れてきたから、出なくなるまでは頑張ろうと。
とはいえ、まじめに毎回やっていると、ひたすら授乳の準備を繰り返すだけになってしまうので(離乳食が始まると特に余裕がなくなります)、母乳をあげる時間は5分とか、毎回はあげないとか、だんだん抜けるところは抜いてきました。
続けて良かったのは、保育園に預けるようになって、寂しさからか家に帰ると全然離れず抱っこからおろせなくても、授乳すると少し落ち着く時。精神安定剤にはなってたのかなと思います。
また、ミルクメインなので3ヶ月以降は授乳回数はそんなに多くなかったし、母乳に対して執着があまりなかったので今回のようにあっさり卒乳できたし、夜間断乳も早かったです(4ヶ月)。
混合育児を助けてくれたアイテム
最初の3ヶ月くらい、混合育児に慣れるまでには色々工夫が必要でした。
普通にミルクをあげていると、わざわざ飲むのが大変な母乳は飲んでくれなくなっちゃいますからね。
それでも続けたいの参考になればと思います。
乳頭保護器で直接飲めるように
私は扁平乳頭でして、最初は母乳を直接飲ませることができませんでした。
入院中は本当に1gも飲ませることができなかったです。
入院中から助産師さんの指導でメデラの乳頭保護器を使って授乳していましたが、しばらくすると息子も慣れてきて吸えるようになり、時々途中で外して練習して、3週間で乳頭保護器がなくても飲めるようになりました。
直接飲めるようになっても、あまり母乳が出ないせいかしょっちゅう乳頭が切れたり荒れたりしていたので、痛い時に使っていました。
この乳頭保護器と乳頭クリームを使って2日くらい乳頭を休めるとかなり良くなるので、乳頭の痛みと闘っている方にはぜひ使ってほしいです。
クリームで痛みを軽減
乳頭保護クリームがなかったら絶対私の母乳育児は続きませんでした。それくらいお世話になったアイテム。
このクリームをつけて授乳前後にマッサージすることで、扁平乳頭でも多少伸びが出て直接母乳をあげられるようになりました。37週を過ぎたら産前から使ってマッサージしておくと、産後母乳をあげやすいようです。
また、保湿力と保護力がしっかりあるので、乳頭が荒れて痛い時にはこれを塗って乗り切りました。
私が使っていたのはメデラのピュアレーン(授乳時にふき取りが不要なもの)ですが、病院の売店やお店では7gのものが1000円くらいで売っています。
ただすごい勢いで使うので、コスパを考えて並行輸入品ですが内容量が5倍で、お値段は2.5倍前後のものをAmazonで買っていました。添付文書にはちゃんと日本語もあります。
乳頭混乱を避ける哺乳瓶のニップル
混合育児でうまくいかなくなる大きな要因として、乳頭混乱があります。
赤ちゃんにとって、直接おっぱいから母乳を飲むということは、哺乳瓶から飲むよりも力を使うので、より簡単に飲める哺乳瓶のミルクを好むようになることです。
なので混合育児の場合は、哺乳瓶のニップルを工夫した方が良いのです。
2ヶ月頃までは、助産師さんの指導でピジョンの母乳相談室を使っていました。
お母さんの乳頭に近づけるべく、普通のニップルより大きく固めで、頑張って飲まないと飲めないようになっています。なので、授乳に時間がかかります。
基本的には助産師さんの指導のもと購入するようになっており、お店には売っていませんが、Amazonで買うことができます。私も退院時に売店で買い損ねてAmazonで買いました。
ピジョンの普通の哺乳瓶につけられるので、哺乳瓶を持っている場合はニップルだけの購入で大丈夫です。
1ヶ月を超えて飲む量が増えると、母乳相談室では時間がかかりすぎ、疲れて飲めなくなってしまうこともあるので、哺乳瓶を変える必要があります。
私はヌークのネイチャーセンスを使っていました。
普通の哺乳瓶と比べ、ニップルがかなり大きく、おっぱい飲みに近い飲み方ができるものです。
哺乳瓶の口も大きいので、ミルクの粉を入れやすくて良いです。大きい分、マザーズバッグの哺乳瓶ポケットに入れるのが大変だったりしますが・・・。
ニップルのサイズには母乳用のSサイズ(3つ穴)とミルク用のMサイズ(6つ穴)があるのですが、うちの息子の場合はMサイズだと流量が多すぎてむせて飲めませんでした。
Sサイズに変えたところちょうどよく飲めるように。それでも、200mlを5分ちょっとで飲めるので授乳にかかる時間も短くなり楽になりました。
とてもいいのですが、あまり使っている人がいないせいか、特にSサイズのニップルは置いていないお店が多く・・・やっぱりAmazonのお世話になっていました。
母乳は飲まなくなっても一応まだミルクは飲んでいますが、昨日今日とミルクの量も急激に減ってきました。
風邪が治ったらまた飲むようになるのかもしれませんが、いよいよ離乳完了が近いのかな~と思っています。無理に断乳するより、自然に卒業できるなら良いのかも。
突然過ぎてちょっと戸惑ったり、授乳中の安心しきった顔が見られなくなるのが寂しかったりっていう気持ちもありますが^^;
大変でしたが、ここまでやってきて、なんとなくほっとしています。頑張って良かった、ってこともそんなにないけど、これはこれで私と息子なりのひとつのスタイルだったんだなーと思っています。
これからはいよいよ食事メインになるんですね。頑張ります!