まめそだて

初期流産を経て、2018年10月に長男を出産。2021年8月、長女誕生。全く仕事に活かしていない2級FP技能士。妊娠中・産後・育児のあれこれ、感じたことや日常役立ったことを綴る雑記ブログです。

成長の栄養の大半は、外の世界に落ちている

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こんにちは、まめこです。

 

夏休みシーズンですが、今年はコロナの影響でなかなかおでかけしにくいですね。

そんな中でも、いつもの家でずっと過ごすより、時々は違う場所に行ったりして刺激を受けることが、子どもにとっては重要なんだなと実感する機会があったので、今日はその話を書いてみます。

旅行で会話力が爆発的に向上

情勢が情勢ではありますが、気を付けてGo To トラベルしてきました。

移動は全部車、宿泊する温泉宿のみで過ごして街には出ないスタイルで行ってきました。

我が家と私の両親、弟夫婦と一緒でした。息子には数日前から「おじいちゃんたちと車に乗って大きいお風呂に行くよ」と伝えており、「くるまでおおきい、さがしにいく!」と楽しみにしていました。

乗り慣れない車での移動で吐いたりもしちゃいましたが、家とは違う広い畳のお部屋や近くを流れる川の音、みんなで食べる豪華なお食事、大きなお風呂(息子はベビーバスに入れましたが大きなお風呂気分は味わえたようです)に大興奮し、目いっぱい旅行を楽しんでいました。

旅行中は色んなものが新鮮に映ったようで、「あれはなんだろう?」「あっちにいきたい!」「みどりがいっぱい!」と色んなものに興味を持っていました。我が子ながら1歳9ヶ月にしてよく喋るなあと感心します。

 

そんな息子ですが、旅行から帰ってきて、大きく変化したなと思うことがありました。

もともとよく喋る子なのですが、旅行の後、会話がかみ合ってる!と思うことが増えたのです。

大人同士で今日あったことなどを話しているときも、会話の内容に反応してすっと話に入ってくることも増えてきました。

もともと、「誰々と何々して、どんな気持ちだった。」「自分は何々がしたい。」ということ話すことがありましたが、突然に自分からぽつぽつと話すことが多くて応答的ではなく、「今日は誰と遊んだの?」と聞いても返事が返ってこなかったり全然違う話になったりしていました。

しかし、旅行後はかなりはっきりと具体的な返事をするようになって、私も夫もびっくりしています。

 

親や保育園の先生は普段息子とよく話している分、言葉が足りなくてもなんとなく息子が何を伝えようとしているか分かりますが、おじいちゃんおばあちゃんや弟夫婦はそれほどではないので、その人たちに意思を伝えようとすることでアウトプット力が磨かれたのかなあ、なんて思っています。

くわえて新しい場所に行って気になるモノがあれば「なんだろう?」と尋ねまくり、たくさんインプットもしていました。

コロナも怖いし、暑いのでどうしても家にいる時間が増えてしまいますが、いつも過ごす家ではなかなかインプットもアウトプットも増えないよな、吸収力が高い時期だからちゃんと刺激を受けられる環境も作ってあげなくちゃな、と気付いた出来事でした。

外に出るとできることが増えていく

8月に入って本当に暑いので、なかなか外遊びができず、休みの日は外出しようと思ってもなかなか難しいものがあるところですが、そんな中でも楽しめるプール。

昨年からベビークラスで入会しているスイミングスクールも、感染対策をとりつつ営業しているので、暑くてお外に出られない土曜日に参加してきました。先月は喘息気味で参加できず、2ヶ月ぶりのプールでした。

息子は水が苦手で、入会したときからずーーーーーっとレッスン中泣いているのですが。笑

流石にこの猛暑の中に水遊びするのは気持ちがいいのか、今月は比較的すぐに泣きやみ、最後のほうには「楽しい」と言えるくらいにまでなりました。

水が苦手で泳ぐのは怖いなりに、プールサイドを掴んで横歩きするなどできることを見つけて、「自分にもできることがある!」と気付いてからプールを少し楽しめるようになったようです。

泳いだりもぐったりはまだできませんが、アームヘルパーをつけた状態でほんの少し、私が手を放してもふよふよ受けるようになりました。2秒くらいすると「こわい」と言って抱きついてきますが。笑

泣いてばかりだからと連れて行かないと水に慣れられないですものね。嫌がることはあまり無理にさせないのですが、水泳だけは本人の身を守るためにも最低限できるようになってほしくて。少しでも私から離れて水に入れるようになったのは大きな成長です。泣いても連れて生き続けた甲斐があったなあと思います。

 

他にも、この暑い中公園にはなかなか行けないので、屋内の遊び場を利用して遊びに行ってきました。息子はまだ小さいのでそんなに大きな遊具は必要なく、ちょっと小規模で遊具少な目の、空いていそうなところを選んで行ってきました。

そこには大きな滑り台があり、息子は「やりたい!!」と大興奮。

大きなジャングルジム型の遊具によじ登り、「こわい」と言いながらも一生懸命滑り台までたどり着き、滑っては大喜びして、「もういっかい!」と何度も何度もチャレンジしていました。

チャレンジするうちに、登る動作がスムーズになり、手をつかずに足の力で登っていけるようになったりして、体を動かす遊びの中で身体能力を身につけていくのだなあと改めて思わされました。

我が家は賃貸マンションなので、大型のジャングルジムや滑り台の遊具を置くことは難しいのですが、今の息子は「よじ登り期」でとにかく全身を使って上に上に登りたがっています。暑くて公園に行くのは難しいですが、だからと言って体を大きく動かせない家にばかりいては、体の使い方を覚えることができないですね。

大人にも刺激がないと心が痩せる

外出を控えるようになって刺激が薄れてきているのは大人も一緒だなと思います。

そろそろ毎日在宅勤務を続けて5ヶ月になり、家族と保育園の先生以外に会うことはほぼなく、私が行動する範囲もせいぜい半径1kmくらいの範囲にほぼとどまっています。電車には乗らず、日用の買い物に行くくらい。

この生活を続けてきて、最近とても感じていたのが、「やる気をいまいち出せない」ということ。

仕事を進めなくちゃいけないんだけど、なかなか腰が重いというか。何とか自分にエンジンをかけてやり始めれば進みはするのですが、そのエンジンをかけるまでが大変。なかなかガソリンに火がつかないというか、そもそもガソリンが足りていないというか。

でもこの原因って、刺激不足だったのだと思います。

 

ちょっとしたきっかけがあって、オンライン英会話を始めました。

Skypeで外国人の方と英語で話すようなやつです。

仕事の一環で始めたためにどうにかこうにか続けているのですが、これ、やるのは大変なものの、すごい刺激的ですね。

いつもは使わない脳みそを使うというか、まず知らない人と話すということがものすごく非日常的ですし、その人に自分のことをプレゼンテーションするというのもなかなかないですし、さらにそれをすべて英語で行うとなるともうびっくりするほど新鮮な体験です。

英会話の時間は30分にも満たない短い時間なのですが、予習の時から頭が興奮して、レッスンの後も頭が冴えわたっているような感覚を覚えます。

で、この英会話を始めてから、あまり意識しなくても仕事のやる気を起こしやすくなりました。なんとなーく疲れて、だるい感じの心だったのが軽くなったようです。

多分、長引く在宅勤務と制限された行動を続けた結果、ちょっと精神的に栄養失調気味だったのだと思います。栄養が足りないから、元気が出てなかったのかなと。

子どもだけでなく、大人であっても、普段の生活で外に出たり、いつもより少し遠くに行ったりすることで自然に刺激を受けていたのですね。

 

大人の場合は、物理的に外に出なくても、英会話のようにオンラインで外の世界とつながり、新しい刺激を受けることも可能です。ある程度の歳の子どもであれば、オンライン教室などで同じように刺激が得られるでしょうね。

ただ息子のように1~2歳くらいだと、まだオンラインの狭い画面の中にずっと集中することができませんし、手触りや匂い、色合いというような物理的な体を通した感覚刺激のほうがまだ重要そうです。

自分である程度行動を決められる大人の私でさえ、家中心の生活を続けていることで心が疲れてしまっていたのであれば、自分で遠くに行けない息子はなおさら刺激が足りていなかっただろうとちょっと反省しています。

新型コロナウイルスに気を付ける必要はありますし、それと同じくらい熱中症に気を付ける必要もありますが、この状況は当面は収まることはなさそうですので、ほどほどに外出を組み合わせて、心と体の成長に必要な刺激はちゃんと受けられるようにしていきたいと思った2020年の夏でした。