まめそだて

初期流産を経て、2018年10月に長男を出産。2021年8月、長女誕生。全く仕事に活かしていない2級FP技能士。妊娠中・産後・育児のあれこれ、感じたことや日常役立ったことを綴る雑記ブログです。

認可外保育園にもメリットはいっぱいありました

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こんにちは、まめこです。

 

あと10日ほどで4月です。来月から保育園デビューという方もいらっしゃいますよね。

保活が厳しいと言われる昨今、希望通りの園に行ける方、ちょっと妥協した方、いろいろおられると思います。

 

昨年7月から認可外保育園に預け、9月に育休から復職した我が家は、加点のおかげか、第一希望の認可保育園に入れることになりました。

ということで、4月からは新しく認可保育園に通い、今の認可外保育園は3月で退園します。

今回、認可保育園に入れなくて、「認可外保育園ってどうなんだろう」という方も多くいらっしゃると思います。そういう方に向けて、我が家の例ではありますが、「認可外保育園もよかったよ」という話を書きたいなと思いました。

保活で迷っている方のお役に立てれば幸いです。

 

↓認可外保育園に申し込みした理由

www.mamesodate.com

認可外保育園に預けて良かったこと

実際のところ、認可より小規模であることが多い認可外保育園の保育はどんなものなのかと疑問を持つ方も多いと思います。

我が家の場合は、小学校入学まで通うことになってもいいと思えるとてもいい園でした。

それぞれの家にとって大事にするポイントも違うし、園によって特色も違うこととは思いますが、我が家が良いなと思ったポイントが参考になればと思います。

仕事復帰のペースをコントロールできる

我が家が認可外保育園に申し込みをすることにした一番のポイントです。

認可保育園の場合、年度途中での入所は難しいところが多いです。そうなると、4月中の復職が求められます。また、自治体の条件によりますが、時短勤務ではポイントが下がり保育園に入れないため、最初からフルタイム勤務をしなければいけないというケースもあり得ます。

一方で認可外保育園の場合は、認可と違って入所基準を自治体が決めるわけではなく、園が独自に決めます。そのため、復職が必須ではない園も多くあります。また、勤務時間にも勤務日数にも制限がありません。専業主婦でも、パートタイマーでも預けられます。

そして預ける時期も選べることが多いです。いつも園児を募集していて途中入所できるところもありますが、人気の園はそうもいかないでしょう。でも、入園枠を確保して、場合によっては月謝も払っておけば、通い始めるのはいつでもOKというところが多いと思います。

 

ということで、認可外保育園であれば、

・4月から通わなくてもOK

・預けるからといってフルタイムで仕事をしなくてもOK

です。つまり、仕事に戻るタイミングをコントロールすることができます。

1年以内には仕事に戻ろうと思っても、「今すぐはしんどいな」ということってあると思います。私の場合も、0歳クラスの4月入所では産後5ヶ月で、子どもは夜続けて寝てくれないし、まだ自分の体の調子も悪く、いきなり週5日8時間も働ける状態ではないな、と思っていました。

我が家の場合は産前に認可外保育園に入園の申込みをして、生後9ヶ月の7月から週1で認可外保育園に預け始めました。7月はまだ育児休業中でしたが、体力的には結構へとへとで、週1で預けることで休んだり勉強したりする時間ができ、復職に向けて準備することができました。

そして9月から週5日の契約に変更し、復職しました。仕事の都合で時短勤務は取らずフルタイムでいきなり復職しましたが、親子ともども熱で休むことが多かったので、可能であれば最初の数ヶ月は時短勤務や、週4での復職ができれば職場にとっても家族にとっても良かったかなあと思います。そしてそういうことができたのも、認可外保育園に預けているからだったと思います。

我が家が利用していた園は、通っていない間の4~6月は一切費用はかからず、7~8月は週1日の契約料金、9月からは週5の契約料金で通えたので、金銭的負担も少なくて済みました。料金のことも見学の時に確認できると良いかと思います。

 

※認可外保育園のなかでも、自治体の補助が入っている園(横浜市でいうと、横浜保育室など)では、利用するのに復職が必須のところもありますので注意です。

カリキュラムが充実している

認可外保育園は、自力で園児を集めなければいけないため、保育の内容に特色を持たせているところも多いです。

我が家が利用している園は、毎週2回ずつ、英語とダンスのクラスがありました。その他、知育(幼児教育のプログラム)やサマーキャンプのようなカリキュラムもありました。

息子は0歳クラスだったので、参加していたのはほとんどダンスのみでしたが、まだお座りもろくにできない頃から、先生に抱っこされてダンスのクラスに参加(見てるだけ)していました。

そのうち座れるようになると手をバタバタ動かして踊り始め、立って歩くようになった今ではノリノリで踊っています。結構難しいダンスも一生懸命真似して踊っている様子を、園が共有してくれる動画で見るのがいつも楽しみです。笑 日によっては全然やる気なくて座ってるだけの日もありますがw

息子自身もダンスのクラスがとても好きみたいで、ダンスの日は「早くやりたい!」とばかりに登園したとたんさっさと教室に入っていくくらいです。

こんなに楽しみにしているので、転園したらダンスを習いに行こうかな?なんて思っちゃうくらいです。

 

体育教育に力を入れている園、英語教育に力を入れている園、認可外だからこそ尖った保育内容をウリにしているところは多くあります。

教育熱心な分、ちょっと保育料も高め・・・というのもあるので、どこまで求めるかはバランスですが、習い事に通わせなくても良いというメリットもあります。

月謝が別途かからないし送り迎えも必要ないと考えればアリかもしれませんね。

狭いからこそ外に行く、関わりが広がる

認可外保育園は十分な広さがないこともあります。

認可外保育園は、やはり施設の広さが劣っていることが多いです。

ただ、それがそんなに大きな問題かと言われると、実際に通ってみて感じた答えはNOです。

施設が不十分だからこそ、毎日保育園の周辺にお散歩に行って、公園で遊んで、時にはいつもと違う公園でいつもと違う遊具で遊んで、というように、外に出て刺激を受ける機会が多くなります。

認可の基準をぎりぎり満たす園庭では正直あまり広くはないので、それなら園の外に出かける方がのびのびできるように思いますし、園庭にはいつも同じ遊具しかなくても、色々な公園に出かければ色々な遊び方ができますよね。

 

また、教室数が少なかったりするのも、逆に他の年齢の子と関わる機会があるととらえられるかもしれません。

我が家が利用している園も、教室数が少ないため、だいたい0歳児クラスと1歳児クラスが一緒に行動しています。

0歳児クラスの息子は、1歳児クラスのお兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に過ごしながら、色々吸収しているようです。1歳児クラスさんが制作をしているのを真似したりしていて面白いです。

縦割り保育の時間では年長のお姉さんたちが面倒を見てくれるらしく(面倒を見たいお年頃なんですね笑)、息子もすっかり懐いていてくっついて回っているそうです。

息子にはまだ兄弟はいないですが、色んな年齢の子たちと同じ空間にいることでたくさんの兄弟と過ごしているような感じなのだと思います。

天気が悪い日には、狭い施設は年中さん年長さんたちには窮屈かなあと感じることもありますが、それも毎日ではなくたまになので、さほど問題ないかなと我が家は思いました。

利用時間の自由が利く

認可保育園だと、標準保育時間11時間か短時間保育7時間で週5日という形ですが、認可外保育園であれば契約次第で柔軟に預けられるところもあります。

前述したとおり、私が利用している保育園は週1日の契約もできたので、最初は週1日、職場復帰してから週5日というように、子どもと私のペースにあわせて通いました。

園に通っている他のご家庭は、お母さんのパートや用事にあわせて週2~4日くらいという子も結構いました。

週6日契約もお得にできたので、お父さんもお母さんも土日アリのシフト制のご家庭は6日で利用していたかもしれませんね。

我が家も夫が土日仕事で、私が平日はフルタイムで仕事、土日はワンオペ育児で体力的に厳しかったので、週6契約にして土曜日に時々通うという方法も検討していました(スポットで一時保育を依頼するより安かったので)。認可の場合は、親のどちらかが休みだと断られることが多いです。

延長保育も、柔軟だったり、預かり時間が長いところもありますね。認可保育園だと前月末までに申請が必要だったりしますが、どうしても仕事の状況が読めなかったり、急に都合がつかなくなったりすることもありますので、突発で延長保育を依頼できるのはとても助かりました。

個人的には、登園時間が比較的ゆるいのもとても助かりました。認可だとだいたい○時までに登園というのが厳密にあると思いますが、我が家の場合子どもが喘息やら中耳炎やらで平日でも病院に通わねばならず、耳鼻科と小児科両方ある日は片方は朝に行かねばなりませんでした。通院してからでも登園できたので、ありがたかったです。

おまけ:認可保育園に行く理由

ここまで書いて、こんなに良い点があったのになぜ認可保育園に転園するのかと逆に疑わしく思ってしまう方もいらっしゃるかなと思いましたので、おまけで転園する理由も書いておきます。

それは、転園先の保育園が「近いから」です。

もう家の目の前と言っていいくらいの近所の認可保育園にのみ希望申請して、運よく入所できることになったのです。

今利用している認可外保育園もとても良いところで、駅前で立地もいいのですが、やはり通園時間は短いに越したことはありません。駅から近いより、子どもを連れて移動する距離が短い方が圧倒的に楽です。

また、保育料についても、子どもが1人のうちは良いのですが、兄弟ができたら認可保育園のほうがいいな、という点もあります。これは今のところまだ生じていない問題なので、本当におまけのおまけですが。

 

ただ、転園しても、時折土曜などに一時利用で通いたいなと思うくらいとても素敵な園で、先生方もとてもよくしてくださって、思い出たっぷりでした。

保育園は子どもの成長をともに見守ってくれる存在です。どこに預けるか、とても迷います。自分の理想ぴったりのところはなかなかないので、どこかで折り合いをつける必要があります。

その時に、「認可じゃないとダメ」という条件をはじめからつけずに、認可外保育園も検討してみてほしいです。選択の幅は大きく広がるはずです。

正直、認可とか認可外とか関係なく、それぞれの園で全然雰囲気も特色も違って、それぞれの家庭に合う合わないがあります。

認可外でも、子どもが楽しく、親も気が楽に通えるところはいっぱいありますので、心配要りませんよ!という実体験の紹介でした。