まめそだて

初期流産を経て、2018年10月に長男を出産。全く仕事に活かしていない2級FP技能士。妊娠中・産後・育児のあれこれ、感じたことや日常役立ったことを綴る雑記ブログです。

おすすめマンガ『王様ランキング』我が子を見守る気持ちで読んでしまう冒険譚

こんにちは、まめこです。

 

以前、最近好きな漫画があるので紹介したい~と書いていましたが、ちょうどキャンペーンをやっているのでそれに乗っかって、このタイミングでブログに書いてみたいと思います。

今回私が紹介する漫画は、『王様ランキング』です。

王様ランキング(1) (BLIC)

王様ランキング(1) (BLIC)

 

どんな漫画?

内容に触れる前に、作品自体について軽く紹介したいと思います。

この漫画は、マンガハックというサイトに投稿されたweb漫画で、ある時twitterで「面白い!!」とバズり人気が出て、今では単行本が8巻まで出ています。

話は王道の「少年が夢を抱き冒険に出て強くなっていく」タイプの話なのですが、その中で描かれる友情や愛情の深さで、大人が泣ける漫画です。

作者の十日草輔さんは、一度漫画を描くことを諦めたものの40代で脱サラして、この漫画を描き始めたそうです。

なので、個人の自由で描かれているというか、商業誌的な思惑がなく、とてもまっすぐな漫画だなあと感じます。絵がすごーーく上手いわけではないのですが、話で引き込まれていきます。

人気上昇で来年にはアニメ化もする予定だそう。

絵本の世界のような綺麗なビジュアルですね。

主人公は、もともと絵本のキャラクターとして考えていたそうなので、雰囲気がぴったりですね。

王様ランキングとは?

タイトルになっている王様ランキング。これが漫画の世界観を表すキーワードになっています。

王様ランキングとは、「高名な騎士を数多く従えていること」「国民が多く町が発展していること」「王様自身が強いこと」を条件に各国の王様をランク付けしたものです。読んで字のごとくですね。

舞台はボッス王国。主人公の第一王子ボッジの夢は、世界一立派な王様になること。

しかしボッジは、王様ランキング7位のボッス王の子でありながら、生まれつき体が小さく、剣すらまともに持てない非力さに加え、耳が聞こえないことから周りからバカにされていました。

そんな中、ボッス王が病に倒れ亡くなります。遺言で次の王にはボッジが指名されるものの、周りの支持を十分に得られず、弟のダイダが王座に就けられ、ボッジは失意のどん底へ。

それでもボッジは、世界一立派な王様になるために、旅に出ることを決意します。

王国の外ではさらにランキング上位の王様が出てきたり、ボッジが自分の力を見つけたり、強い心で強敵に立ち向かったりと、まさに少年が成長していく冒険が描かれます。

 

そしてこの王様ランキングにはもうひとつエピソードがありまして。

1位になった王は神の宝物庫に入ることを許され、好きなものを一つ頂戴できるのですが、歴代の1位はその宝に取り憑かれたように何かを探し始め、行方不明になるか発狂しているというのです。

ボッジや弟のダイダは王様ランキング1位を夢見ていますが、それだけではない裏がありそうですね。

魅力①:セリフがないのに伝わる迫力と心情

この漫画は、主人公が「耳が聞こえず、言葉が話せない」という設定上、セリフがないコマがいくつもどころか、数ページ続くことがあります。

それでも、セリフがなくても退屈な感じは全くないのが凄いところです。

それどころか、緊迫したシーンではこちらまで息をつめて読み進める緊張感があったりとか、動きや表情の表現でキャラクターの心の変化がはっきりと読み取れたりとか、言葉がないことでかえって読んだ際の印象が深くなっているようにも思えます。何ページか一気に読み進めた後に「あれ、ここまでセリフってあったっけ?」とはたと気付くような、漫画の中に没入させるところがありますね。

ボッジが言葉が話せない代わりに、心の中の声、モノローグが書かれるわけでもないので、言葉での描写は本当に全体的にあっさりしています。

その分テンポよく読みやすく、読者の想像力を掻きたてるところが王様ランキングの面白さにつながっているのではないでしょうか。

魅力②:多面的なキャラクター

ストーリーは、全体で見ると本当に王道で「少年が夢を持って冒険に出て成長していく」っていうだけなのですが、話を単調なものにさせないスパイスになっているのが登場するキャラクターたちです。

それぞれのキャラクターの思惑が絡み合い、ボッスの周りには陰謀が渦巻いています。

ただ、登場人物たちは一概に悪役、味方と分けられるものではなく、とても多面的に描かれています。

あまり詳しく書いちゃうとネタバレになっちゃうのでぼんやりと書きますが、「こいつ明らかにボッジが王座に就くの良く思ってないだろ」という人物がボッジを救い道を示す重要な役割を担っていたり、それでもやっぱり味方とは言えなさそうだったり、話の展開の中で「まさかこいつがここで・・・」みたいなのがいくつもあります。

しかしどのキャラクターも、それぞれの信念と大事にする者のために、誠実に、悩みながら選択し行動していることが描かれるので、一概に「嫌なやつ!」となるよりは「ああ、その気持ちも分かるな・・・」と共感でき、好きになれる部分があります。

最初はみんながボッジを疎んでいるように見えるのですが、実はボッジのことをとても考えてくれている人がだんだんと現れてきて、と思いきや裏切られ、でもそれは実は・・・というアップダウン連続で話の続きがどんどん気になってしまいます。

最初の印象をかなり裏切られるので、単行本はぜひ2巻の終わりまで、せめて1巻の終わりまでは読んでいただきたいです。「あれ、こんなキャラクターだったの?!」と思うこと間違いなしです。(3巻からさらに面白くなるので、3巻までは読んでほしい・・・)

母キャラ・ヒリングに感情移入しちゃう

私が王様ランキングで好きなキャラクターはヒリングとベビンなのですが、その2人も初登場時は「やばい奴」という感じですね。笑

しかし、特にヒリングは、王様ランキングの中でも人気の高いキャラクターだと思います。

ヒリングはボッス王国の王妃で、ボッジの継母です。ボッジの弟ダイダはヒリングの実子です。

ヒリングはボッジよりもダイダのほうが王様にふさわしいと考えていますが、それは実子のダイダのほうが可愛いからではないのです。

ヒリングはとても愛情深い母親のキャラクターで、継子のボッジのこともとてもとても大事に思っています。

だからこそ、ボッジが次の王になることや旅に出ることに反対してしまうのですよね。

子どもが挫折し傷つくことを予見し、そうならないように先回りしてしまう。だけど、それって、本当に子どもが望んでいることなのか?子どもはそれで心が満たされるのか?

そういうヒリングの葛藤が描かれますが、一児の母になった私にもとても共感できる部分です。

ヒリングは本当に愛情深く、あらゆる場面で2人の子を守るために全力を尽くし立ち向かって行きます。

子を想うヒリングと、それに応えるボッジとダイダの姿に感情移入してしまい、涙を流すこと多々でした・・・!

子どもを見守るのって辛抱が要るし、覚悟も要るんですよね。人の親は皆その葛藤と闘っていると思うのですが、だからこそそれをストレートに体現し、実現していくヒリングに人気が集まっているのではないでしょうか。

私も読み進めていくうちに、母のような気持ちでボッジを応援してしまっています。笑

 

ということで、わたしのおすすめマンガ『王様ランキング』の紹介でした。

育児ブログなので子育て中の方が多いと思いますし、そういう方には刺さるところがたくさんある漫画だと思います。

ここからひとりごとですが、ランキング1位の王様ってすでにボッジが会ったことある気がしていて、さらにその家族も登場しているような・・・?!

・・・みたいな話を誰かとしたい!!笑

ということで王様ランキングが好きな方がたくさん増えて感想ブログがいっぱい出てきたらいいなーーーーと思っています。ぜひ読んでください。

王様ランキング(1) (BLIC)

王様ランキング(1) (BLIC)

 

 


▼最近ハマっている漫画、もうひとつあります

www.mamesodate.com