こんにちは、まめこです。
先日お産入院したわけですが、8月から神奈川県も緊急事態宣言の対象地域になりました。
まさか、出産入院のタイミングが緊急事態宣言中になるとは・・・分娩予約を入れた頃は、夏になれば昨年のように小康状態になっているかな、なんて思っていましたが過去最高の感染者数という状況です。
入院中の過ごし方もコロナの影響を受けていました。以前、同じ産院で出産しているので、違いを感じたところを書いてみたいと思います。
立ち会い、面会の制限
立ち会い出産は、私が出産した産院では全くできないわけではないですが、かなり条件が厳しくなっていました。
息子の出産時は、夫と私の母の2人が立ち会って出産しましたが、今回は条件が厳しく、上の子がいて融通が利きにくい状況を踏まえて見送りました。
病棟にいられる時間に制限があるので、お産の進みが速かったり遅すぎたりすると、立ち会いを希望してもできない人はいたかもしれないですね。
私は無痛分娩だったので陣痛がある時間はかなり短かったですが、自然分娩の人は陣痛中パートナーと一緒にいられなかったりして、心細かったりしたのかなと思います。
産後の面会についても、私が入院した産院では出産後2時間経った時に1回10分1人のみ、赤ちゃんを含めて面会可能という形でした。
パパは赤ちゃんにもっと会いたいでしょうが・・・病院によっては面会一切なしというところもあるし、赤ちゃんがたくさんいるところなので、今は仕方ないですね。
産婦側としては、面会がないのはゆっくり休めてありがたい側面はあります。指導や診察がない時間帯は母子のペースで過ごせるので、息子の出産時に比べるとかなりゆったりできた感じがしました。(息子出産時は、ひっきりなしに誰か来てたような・・・)
ただ、差し入れがないのはちょっと大変だったかも。
以前は面会の際に足りないものを買ってきてもらったりしましたが、今回はそれができません。さらに、感染予防のため、入院中に売店に行くこともできない状況でした。
一応自動販売機はあるし、売店の人に持ってきてもらうこともできるのですが・・・ないものもありますからね。
私は2回目の入院なのである程度勝手が分かっていて、必要になりそうなものは多めに持ち込んでなんとかなりましたが、初産婦さんや緊急入院の人は困ることもありそうです。
指導がマンツーマンに
これは私が経産婦だからというのもあるかもしれませんが、母子同室を始めるときに、抱っこやオムツ交換の仕方の指導が以前は教室のような場所でありましたが、今回はなかったです。
個室タイプの病院なので、部屋で1人で指導を受ける形でした。
私は2人目ということもあり、ほぼ説明なしでしたが、初産婦さんはむしろマンツーマンで教えてもらえて良かったりするのかな?
ただ、教室でみんなでやっていると、周りも上手くできていないのが見えて「そんなもんだよね」とほっとしたりした記憶もあります。1人だけだと、上手くできなかったときの不安が大きくなりそうですね。
他にも調乳指導など、何人か集まって指導を受ける機会がありましたが、参加人数を少なくするためか2人目の私は結構スキップさせてもらいました(一応、出たいかは聞いてくれました)。沐浴指導くらいしか参加していないですね。
以前の入院時は経産婦の人もみんな受けていたので、ちょっとシンプル化されているのかなと思ったりしました。
とはいえ、助産師さんが部屋まで見に来てくれたりしたので、困ることはありませんでしたが・・・助産師さんの方が一人一人回らないと行けない分大変ですよね。
同期ママとの交流ゼロ
以前は、産後の朝食はバイキング形式で、食堂に産後のママさんたちが集まってお話ししながら食べていました。
みんなだいたい同じ次期に出産している人たちなので、妊娠中やお産中の苦労話をしたり、無痛分娩や帝王切開の話をしたり、2人目以降の先輩ママからあれこれ教えてもらったりと情報交換の場になっていたし、気分転換にもなっていました。
流石にコロナ禍の今はこんな風に人と話しながら食べるわけにもいかず、食事は全て個室に運ばれてきて頂くスタイルでした。
お祝い膳も出るのですが、以前は同じ日に退院するママたちが集められて、赤ちゃんを預けてランチを楽しむスタイルだったものが、個室で孤食だったのはちょっと寂しく感じられました。せっかくの美味しい食事を、低アルコールワインもあるのに黙々と食べる・・・ゆっくり楽しめましたが、誰かと分かち合いたくて、写真を撮って夫に送りつけながら食べてました。笑
以前はこういう食事の機会や指導で仲良くなったママ友さんができて、今でも年賀状のやりとりをしていたりするのですが、今回は本当に誰とも会話を交わしませんでした。
全体的に、かなり孤独な入院生活だったなーと思います。
2回目の出産の私は、ゆっくりできて良かったと前向きに考えられますが、初産婦さんは本当に寂しいし不安になるのではないかなあ、とちょっと心配に思いました。
早くコロナがおさまって、みんなでわいわい、苦労を分かち合いながら育児を出来るようになってほしいなあと切に思います。
そして、感染リスクを抑えるためにかなりきめ細かく個別対応してくださった先生、助産師さん、看護師さん、保育士さん、病院のスタッフの方には本当に感謝しかありません。
コロナで負担がかかっているところはこういうところにもあるんだよな、と気付かされました。本当に早く終息してほしい限りです。